経済分析② ~属性が高いアラフィフは資金調達が有利~

お金を借りるときに、初めて「属性」という言葉を聞きました。太陽光業者の方が「属性が高い」「属性が低い」ということをしきりに気にされるのです。属性は単に年収だけではなく、年齢や、その方が抱える負債額の合計で総合的に判断されるようです。裏事情はわかりませんが、どれぐらい借金があるか、金融機関は把握しているようです。

 

年収の低い方や、借り入れが多い方は属性が低く、資金調達は容易ではありません。ある販売業者さんから伺いましたが、20代、30代の方が投資をしようと思っても、属性の問題で資金調達が難しいようです。見込み客の6割は、信販会社から融資がおりません。

 

年収が比較的高いアラフィフは、高い属性に入るようですので、相対的に借り入れが容易となります。販売業者さんも、融資が付きにくい方より融資が付くアラフィフに売り込もうとします。融資がおりる可能性が相対的に高いからです。会社を休んで資金調達に駆けずり回ることなく、容易に資金調達ができるのもアラフィフの強みです。

 

長期プライムレートが上昇したことにより、6月から信販会社の借入金利が0.15%上昇したようです。最近ある販売店2社に伺ったところ、2社とも2.15%から2.30%に上がったようです。

資金調達にまで話が発展しましたが、経済分析でも、参入に有利といえます。