技術分析② ~過積載を支えるパワコンがもたらすもの~

パワコンについては、3年前で変換効率が95~96%が主流でした。今は98%という高効率のパワコンも出てきました。しかし3%程度ですし、技術としてはサチレーションを起こしていると思います。業者の方によると、パワコンもどんどん価格下落しているそうです。

 

また、過積載を支えるのもパワコンの技術革新のようです。過積載の発電所が主流になったのは、パワコンの耐久性が上がったからです。過積載に対応できないメーカーはどんどん淘汰されていくでしょう。日本企業では、オムロンパナソニック三菱電機が御三家ですが、最近はHUAWAYのパワコンをよく見かけるようになりました。小型軽量に加え高性能なので施工業者の評判も高いようです。

私が最初に購入した発電所は、92kwの多結晶シリコンでしたが、400坪以上の土地が必要でした。昨年購入した発電所は108kwの単結晶ですが、土地面積は300坪強しかありません。FIT単価が違うので一概には比較できませんが、108kwの方が15%安くなっています。


太陽光発電所の投資利回りは数年前から現在までほぼ10%前後ですが、このような技術革新によるコスト低減があるからだと思われます。

 

従って、技術面でも参入には、非常に良い環境であると言えます。次回は、私の妄想がかなり入りますが、技術革新が進めばどういう社会になるのか、もう少し掘り下げていきたいと思います。