経済分析① ~アベノミクスでカネ余りとマイナス金利に~

2012年に第2次安倍政権が誕生し、アベノミクスの3本の矢が放たれました。第1の矢は金融緩和、第2は財政出動、第3は成長戦略です。成功か失敗だったかは置いておきますが、事実として一番インパクトがあったのは大規模金融緩和だったのではないでしょうか。経済の専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、事実としては金利が大幅に下がり、マイナス金利に突入しました。さすがにマイナス金利は一過性だと思われましたが、現在にいたるまで、ずっと続いています。

「円」という貨幣の価値が下がり、金余り現象を引き起こしました。投資家目線で見れば、低金利で資金調達が容易になりました。私の住宅ローンも15年前と比べ半分程度で、1%を大きく割り込んでいます。

事業資金の調達金利はもう少し高いのですが、金融機関は喜んで貸してくれました。銀行や政策金融公庫は、融資決定までに時間を要しますが、信販会社はすぐに判断してくれます。自己資本だけの融資であれば、サラリーマンで太陽光発電所を購入できる方はかなり少ないと思います。機動的にお金を貸してくださる金融機関があるので、資金調達が容易となり、発電所を購入できます。

私の場合、4基の発電所で約9千万円の借り入れをしました。政策金融公庫と信販会社2社でほぼ半分づつ借りています。それほど苦労せず、すんなり借りられました。